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| 2011.03.29 Tuesday | | - | - |
佐々木勝利という監督
月曜日から危篤状態に入った友人が、
22日の14時20分に亡くなった。
享年66歳。
今年の7月、腰痛で流し素麺に参加できないと連絡があり、
その後わずか4ヶ月、あっという間の急展開だった。

彼との出会いは12年前、
空き部屋同然だった彼の書斎を、
私が勝手に昼寝部屋にしていたことから出会い、
なんか性格や空気感が合い、
30の歳の差も関係なく遊び、喧嘩をし、仕事もした。
彼は私のことを天才だと、後継者だと言ってくれた。
それが当時、いや今でも、どれだけ励みになったことか。
"自信がない"、"才能がない"、"運がない"・・・
そうした悩むことの無意味さを、
彼とは近い認識で持っていたのだと思う。


昨晩、
新宿3丁目の行きつけのバーで顔馴染みの友人に故人の話をしていたら、
ふと生前に彼が話していたことを思い出した。

〜〜〜ずっと昔、新宿3丁目の末広邸の近くで、
”海賊”って店でマスターをしていた頃があってね〜〜〜

私   「昔、この近くで"海賊"って店があったの知ってますか?」

バーのマスターは27歳でこの店を開いてから、
30年間この場所で店を続けているので、
ひょっとしたら知っているかも?と思い尋ねてみた。

マスター「知ってるよ。この店を出す前、"海賊"にいたから。」

私   「・・・え!? 佐々木勝利さんはご存知ですか?」

マスター「東映動画の人でしょ?
     一緒に働いていたし、"海賊"のメンバーは仲が良かったから、
     よく憶えているよ。この店に来たこともあるよ、30年前だけど。
     当時、月給10万ぐらいの時代に月70万ぐらいは飲んでいてね、
     なにをやらせてもむちゃくちゃな人だったよ。」

夜中3時、いつ来ても客のいない暗いバーで、
30年以上前のいきさつや、故人エピソードを聞き、
客は私と友人、それともうひとり年輩の女性だけだった。

マスター「そっちの人に聞けば、もっとよく知ってるよ。」

私の右となりで、懐かしそうに話しを聞いていた女性。

女性  「私からは言えないから、ちゃんとマスターが説明してよ」

マスター「彼女はね、30年前の勝利さんの彼女。」

私   「・・・ええ!?」

もう数日早くこの出会いがあれば・・・
なんでこのタイミングでこの偶然なのか。
二人が驚くそぶりもなくこれまで普通に話してくれていたことに、
30年もの時間の流れを、捉えられない不思議な模様として感じた。

女性  「みんな先に死んじゃうのね。私の後にしてくたらいいのに。」

マスター「ちょっと少年に戻ってもいいかな。」

昔話の中で寄り添って眠ってしまった二人。
放置で帰ることにした。
| 2009.10.25 Sunday | 15:36 | comments(3) | trackbacks(1) |
佐々木さんが亡くなられたと知り愕然としました。
言葉が出ません。
| one wolf | 2009/10/27 12:50 AM |
ショックです・・
業界から足を洗って20年近くお会いしていませんが
当時、佐々木さんの演出話は必ず参加させていただいて
おりました。

最近、昔の友人と会う機会が増えたので、そのうち
お会いできるかな?と思っていた矢先です・・
もしよろしければ、偲ぶ会に参加させていただければ
と思います。
| imai | 2009/10/27 8:16 PM |
>imaiさん
是非いらしてください。

日程:10月31日(土)
時間:20:00 〜 無制限
場所:新宿3丁目10−2「芙絵怒羅(ふぇどら)」
   怪しい、暗い階段を上った2階です。
会費:氷代500円 他、各自持ち込み持参。

不明な点がありましたらメールをください。
ogk@i-rori.com
| OGK | 2009/10/27 9:04 PM |









http://i-rori.jugem.jp/trackback/66
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■佐々木勝利という監督 一昨日夜に影さんとの〜さ〜から電話があり肺がんで亡くなっ...
| 白石運送 | 2009/10/26 9:53 AM |
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